自転車の安全使用

走る前のチェックポイント

  1. ベル
    • 適切な音量で鳴りますか?
  2. ハンドル
    • 上下左右に動かしても、ガタつきやゆるみはありませんか?
  3. ライト
    • 周囲への存在アピールも兼ねています。
    • 明るさは十分ですか?
    • 照射面が上を向かず数メートル先の地面を照らしていますか?
  4. ブレーキ
    • 確実に効きますか?
    • ブレーキワイヤーに折れやサビ、切れかけている箇所はありませんか?
    • ブレーキシューが過度に摩耗していませんか?
    • ブレーキ本体にガタつきや変形はありませんか?
  5. サドル
    • 動かしてもガタつきやゆるみはありませんか?
    • 鍵の抜き差しがスムーズに行えますか?
    • カンヌキがスムーズに曲がらずに動きますか?
  1. 反射板
    • 反射面が汚れたり割れたり曲がったりしていませんか?
  2. チェーン
    • たるんでいたり切れかけたりしていませんか?
  3. ペダル
    • ガタつきやネジのゆるみはありませんか?
  4. タイヤ
    • 著しく摩耗していませんか?
    • 空気圧は適正ですか?(適正値は通常タイヤの横に刻印されています)
    • 空気不足では走行しにくいだけでなく、タイヤとチューブの損耗が激しくなります。
  5. スタンド
    • ガタつきがなく、適正な角度で安全に立ちますか?

正しい乗車姿勢

乗車姿勢が悪いと一部の筋肉だけが疲れます。
サドルの上に上体が直立した乗車姿勢の場合、体重がすべてサドルにかかってしまうためお尻が痛くなります。
上体は軽く前傾する姿勢で!

股下寸法に合ったサドル高さの調整

ペダルが一番下の位置に来たときにひざが軽く曲がるサドルの高さが理想です。
また、足の親指の付け根がペダルの軸にくるように踏んで下さい。

なぜなくならないの?
放置自転車

撤去作業のむなしい実態

午前8時30分

撤去開始
道路わきのフェンス沿いに多数の自転車が放置されています。

午前10時

撤去終了直後
放置自転車がなくなり、道路はすっかりきれいになりました。

午後3時

撤去から数時間後
さっき撤去したところなのに、もう自転車が放置されはじめています。

翌日の午後3時

たった1日で放置自転車がぎっしり。撤去前と同じ状態になってしまいました。

周辺に放置してある自転車やミニバイク(原動機付自転車)は、歩行者の安全を妨げるばかりでなく、駅前の環境を阻害しています。

「自転車等の放置の防止に関する条例に基づき、ただ今から放置自転車やミニバイクを移動します。所有者は速やかに引き取りに来てください。」

広報車がスピーカーから呼び掛けながら駅周辺を巡回します。 周辺の歩道や道端に置かれている自転車などには、放置されていることを示す警告札が取り付けられていきました。
これは、ある駅前の自転車等放置禁止区域内に放置されている自転車やミニバイクの撤去の様子。付近では、自転車が歩道をふさいだり道路わきから車道に突き出すように止められていたりと、人や車が通行しにくくなっているところが数多く見られました。 撤去作業は、通勤や通学の人の波が収まり始めた午前8時30分ごろに開始。20人ほどの係員が次々と警告札の付けられた自転車をトラックに積み上げていくと、ほんの数分で荷台はいっぱいに。代わる代わるトラックを入れ替えながら作業は続けられ、この日は最終的に自転車約300台を撤去しました。
撤去終了後は、歩道や道路わきもすっきりした状態に。しかし、その状態が保たれているのもつかの間で、誰かが1台の自転車を置くと、その周りに次々と止められていきます。時間がたつにつれて台数は増え、結局、翌日には撤去前と同じような状態に戻ってしまいました。
放置自転車問題はこうした繰り返しが続き、なかなかなくならないのが現状です。